ライオンズクラブとは

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About LIONS

ライオンズクラブとは

マークの意味

会員とクラブが、ともに一つになって進むことを意味する。
円の中にある大きなLは、法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、忠誠(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)、を象徴するものである。ライオンの顔は2方向を向いているが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめている。

色=紫と金色

ライオンズクラブにおいては、紫は、国家、友人および自己、さらに自己の良心に忠実であることを意味し、金色は、清廉な生き方、真摯な志、偏らない判断、寛大な心をもって人に接し、物心両面の援助を惜しまないことを意味している。
そして、この紫と金色の配色は、協力と陶冶、啓蒙と呼応および更新を象徴している。

ライオンズの名称

「ライオンズ」という名称は、動物のライオンによって象徴される意味において選ばれたものです。
一般に想像されるライオンの資質~勇猛(ゆうもう)と怯懦(きょうだ)、賢明(けんめい)と愚鈍(ぐどん)、善意と悪意などのいずれであるか~については、人々の意見もまちまちでしょうが、ライオンを一つの象徴としてみるならば、それは「(徳行とくぎょう」を具現ぐげんするものと申せましょう。この名称は、出たら目につけたものではありませんし、またこじつけた新語でもありません。紀元前2200年の昔から、ライオンは、すべてよきものの象徴でした。それゆえにこの名を選んだのです。
勇気、強い力、活動力と誠実という四つのすぐれた資質のために、この名称が選ばれたのです。特に誠実はライオンズ会員にとって特別に深い意味を持つものです。ライオンは古今を通じ、どこの国でも誠実さの象徴とされています。それは友人に対し、自己の職務に対し、また、自己の属する団体に対して誠実であることを意味します。

ライオンズの目的

・世界の人びとの間に相互理解の精神をつちかい発展させる。
・よい施政とよい公民の原則を高揚する。
・地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的関心を示す。
・友情、親善、相互理解の絆によってクラブ間の融和を図る。
・一般に関心のあるすべての問題を自由に討論できる場を設ける。ただし、政党、宗派の問題をクラブ会員は討論してはならない。
・奉仕の心を持つ人びとが個人の経済的報酬なしに社会に奉仕するよう励まし、また、商業、工業、専門職業、公共事業及び個人事業の能率化をはかり、道徳的水準をさらに高める。

ライオニズム

ライオニズムとは最も崇高な人道的奉仕の理想に専念するライオンズという共同体の連帯の意識を指す。
ライオニズムとは国籍、主義の異なった、また国境や海や迷信などで引き離された人々をつなぎ合わせて、よりよい世界へ導こうとする信念である。

ライオニズムの究極
世界中のライオンは、不幸な人や社会に無私の奉仕をしている。我々のゴールは、貧困や病気、飢餓、無知や恐怖、あるいは戦争の悲惨さをなくすことである。
天災に常に備えること。病気や貧困に苦しんでいる人が助けを求めればその人の側に立つこと。必要と思われる社会事業を喜んで始め、身障者、身寄りのない老人には進んで手をさしのべることである。ライオニズムのゴールは数えきれないぐらいにいつでもどこにでもある。

ライオンと呼ばるる人

事業を成功に導き、善良な生活を楽しみ、常に微笑をたたえ、人類を愛し、知識人の尊敬を集め、幼児たちに親しまれる人
その地位にふさわしく、かつ精力的な仕事ぶりにより、一輪の花と心打つ詩と、そして、うるわしさを秘めた魂とによって、よりよき社会をもたらす人
人生の中に美の輝きを感じ、その賛美の言葉を忘れず、友の美点をつねに見守り、自らの良きところをまた友に贈る、その人生こそ偉大なる感激そのもの 彼こそライオンと呼ばるる人

ライオンズ・デー

1962年、日本の各地区大会において、10月8日(1917年の第1回国際大会の開会日)を「ライオンズ・デー」とすることが決議された。さらに、1970年7月、当時のマッカロー国際会長は就任あいさつの中で、これを「世界ライオンズ奉仕デー(World Lions Service Day)」として実施することを訴えた。
この日は、単に奉仕を記念する日というだけでなく、ライオニズムを履行する日である。 また、会員が、自分の所属するクラブの存在する理由と、何がライオンズを独特なものにしているかを改めて考える機会であると同時に、地域社会の人々に対して、ライオンズクラブは真に実行派の人々の集まりであるということを実証するのに最適な機会でもある

君が代に2番が・・・

君が代で歌われている歌詞は1番しかありませんが、実際には2番もあります。
それどころか、現在歌われているのは1番の途中までです。
1881(明治14)年に発行された『小学唱歌集(初篇)』の中に記載されている「君が代」の歌詞は
(1)
君が代は/千代に八千代に/
さざれ石の/巌となりて/苔のむすまで/
動き無く/常磐(ときわ)かきはに/限りもあらじ
(2)
君が代は/千尋の底の/
さざれ石の/鵜(う)のゐる磯と/あらはるるまで/
限りなき/御代(みよ)の栄(さかえ)を/ほぎたてまつると言う物でした。
現在のように1番前半までしか歌わなくなったのは、明治30年頃だと言われています。

メルビン・ジョーンズ

(ライオンズクラブ国際協会創設者の言葉)

他人に尽くすことから始めるのでなければ、
人生の大はなしとげられない。

故 L村上薫 国際会長(1981年度)の言葉

(京都ライオンズクラブ所属)

ライオンズクラブの二大支柱である
奉仕と社交のほどよき調和こそ
このクラブの最も美しい姿である。

ライオンズローア

文字どおり「ライオンズのおたけび」で、意図するところは、本来、退屈、疲労または眠けを一掃するため、議事を中断し、全員起立して両手を前方水平に突き出しつつ、勢いっぱい「ウォーッ」とやったところにあるらしい。
会議の終了を示す場合または気勢をあげる形式としてのローアは、時代とともに推移したものと考えられる。
いずれにしても本来一声形式のものであるが、万歳三唱などの風習に従い、三声形式も我が国では広く慣習化されている。
ライオンズローアの音頭をとる人は、有る意味「時の人」が指名されるのが慣例だった。
例えば何かのアクティビティを報告する会では、そのアクティビティに特に貢献した人が指名されるとか、「この人がローアの音頭をとるのは誠に相応しい」と皆が認める人が音頭をとるのが本来です。
ですから「景気づけにお前やれ」等と若手を指名するのは、よほど砕けた場以外ではやらない方が良いのです。 ライオン歴の短い会員は、折に触れて先輩ライオンのお話を聞かせていただき、ライオンズクラブの歴史や、先輩方が何を思いながら、何をしてこられたかを学ぶ必要があると思います。
「古きを知りて・・・」の諺通り、過去を正しく知らなければ未来への正しい展望もまた、抱くことは難しいのではないかと思います。

ライオンズ道徳綱領

職業に対する不断の努力が正しく賞賛されるように心がけ、自己の職業の尊さを確信すること 事業を成功させて、適正な報酬や利益は受けるべきであるが、自己の立場を不当に利用したり、人に疑われる行いをして自尊心を傷つけてまでも利益や性交を求めないこと。
事業を遂行するにあたっては、他人の事業を妨害しないように心がけ、顧客や取引先に誠実であり、自己にも忠実であること。
世人に対する自己の立壌や行いに疑いが生じたときは、世人の立場に立って解決にあたること。
真の友情は損得の上に築かれるものでなく心と心のふれ合いによるものであることを自覚し、手段としてではなく目的として友情をもつこと。
国家および地域社会に対する公民の義務を忘れず、かわらぬ忠誠を言動にあらわし、すすんで時間と労力と資力をささげること。